- しせん
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しせん【四川】中国, 長江上流域にある省。 周囲を山が囲み, 肥沃な四川盆地が広がる。 米・茶を多く産する。 省都, 成都。 別名, 川・蜀(シヨク)。 スーチョワン。IIしせん【始線】〔数〕 極座標で基準線となる半直線。 基線。IIIしせん【支線】(1)本線・幹線から分岐した鉄道線路や道路。(2)本線から分岐した短距離の送電線。(3)電柱を支持するため, 上部から斜めに地上に張る線。IVしせん【死戦】命がけで戦うこと。V
「敵陣の中央を突貫し, ~して活路を開きしが/不如帰(蘆花)」
しせん【死線】(1)生きるか死ぬかの境目。「~をさまよう」「~を越える」
(2)捕虜収容所などの周囲に設けられ, これを越えると銃殺されることになっている線。VIしせん【泗川】韓国の南端部にある都市。 1598年慶長の役で島津義弘が明軍を破った古戦場。VIIしせん【私戦】国家の宣戦布告なしに, 私人または私団体が勝手に外国に対してなした戦闘行為。 刑法上, 私戦の予備・陰謀は処罰される。VIIIしせん【私撰】私人が作品を選び, 編集すること。⇔ 勅撰⇔ 官撰IXしせん【私船】(1)私有の船舶。(2)国際法上, 私人の管理に属する船舶。 商船など。⇔ 公船Xしせん【私賤】律令制下, 私有の賤民。 私奴婢(シヌヒ)と家人(ケニン)とがあった。⇔ 官賤XIしせん【私選】個人が選ぶこと。XIIしせん【紙銭】(1)紙幣。 さつ。(2)紙を銭の形に切ったもの。 棺に入れて死者に持たせる。 かみぜに。 ぜにがた。 冥銭。 六道銭。XIIIしせん【脂腺】皮膚の表面に皮脂を分泌する腺。 毛根近くにあって, その導管は毛包の上部に開口する。 てのひら・足の裏を除く全身に分布。 皮脂腺。XIVしせん【視線】(1)目の中心と見ている対象とを結ぶ線。 見つめている方向。「~をそらす」「~が合う」「背中に~を感じる」
(2)視軸。〔明治期につくられた語〕XVしせん【詩仙】(1)きわめてすぐれた詩人。 詩聖。(2)李白(リハク)の敬称。→ 詩聖XVIしせん【詩箋】詩を書くのに用いる紙。 罫(ケイ)や彩色や模様のあるもの。 吟箋。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.